【↓】日経平均 大引け| 3日続落内需中心優勢

日経平均株価
始値 28896.31
高値 28998.99(09:06)
安値 28779.76(11:09)
大引け 28791.53(前日比 -21.08 、 -0.07% )

売買高 9億6336万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3477億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

1.日経平均は小幅ながら3日続落、月末安アノマリーは10ヵ月連続に
2.前日の米株市場でのナスダック最高値受け、朝方買い優勢で始まる
3.2万9000円近辺では売り圧力強く、寄り後は急速に値を消す展開に
4.国内外で新型コロナウイルスの「デルタ株」に対する警戒感強まる
5.鉄鋼株など景気敏感株や小売・不動産といった内需株に売り目立つ

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比9ドル高と小反発した。米6月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことなどが好感され、ハイテク株や小売り株が上昇した。

東京市場では、朝方は買い優勢でスタートし日経平均株価は一時2万9000円台目前まで上昇したが、その後は値を消す展開となった。

30日の東京市場は、朝方はリスクを取る動きが優勢だったが買いは続かなかった。前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が過去最高値を更新したことで、東京市場でもそれに追随する動きをみせたが、寄り後ほどなくして日経平均は急速に値を消す展開となった。引き続き2万9000円近辺では売り圧力に跳ね返される展開となっている。週末の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑に加え、国内外で新型コロナウイルス変異株(デルタ株)に感染するケースが増加しており警戒感が強い。鉄鋼株などが下げたほか、不動産、小売りなど内需株にも売りがかさんだ。本日は6月最終売買日であり、日経平均が安く引けたことで10ヵ月連続の“月末安”となった。

個別では、売買代金トップとなったレーザーテック<6920>だが株価は朝高後に値を崩す展開となったほか、ソニーグループ<6758>も軟調。エーザイ<4523>も下落した。日立製作所<6501>、三菱電機<6503>なども売りに押された。信越化学工業<4063>も安い。スギホールディングス<7649>、クスリのアオキホールディングス<3549>などドラッグストア株が急落、アスクル<2678>も大幅安となった。
半面、中外製薬<4519>が商いを伴い上昇、エムスリー<2413>も買われた。ベイカレント・コンサルティング<6532>大きく値を上げたほか、村田製作所<6981>も堅調、KDDI<9433>なども値を上げた。富士通<6702>、NEC<6701>は買いが優勢だった。アトラグループ<6029>が大幅高、リンクアンドモチベーション<2170>、ウシオ電機<6925>なども人気を集め急伸。アトラエ<6194>も値を飛ばした。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、中外薬 <4519> 、テルモ <4543> 、KDDI <9433> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約61円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、ダイキン <6367> 、アステラス <4503> 、信越化 <4063> 、ソニーG <6758> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約56円。

東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)情報・通信業、(3)ゴム製品、(4)その他製品、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)食料品、(3)精密機器、(4)電気・ガス業、(5)空運業。

■個別材料株

△エディオン <2730>
500万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ピックルス <2925>
原料価格が安定推移し3~5月期経常は45%増益。
△サムティ <3244>
21年11月期の業績見通しと配当予想を増額修正。
△ケイアイ不 <3465>
SBI証券が新規に「買い」でカバレッジを開始。
△JMDC <4483> [東証M]
SMBC日興証券が新規「1」でカバレッジ開始。
△ファンペップ <4881> [東証M]
中国で機能性ペプチド「AJP001」の用途特許成立。
△アイビー <4918> [JQ]
破骨細胞制御の有用成分に関する論文が国際科学雑誌に掲載。
△イソライト <5358>
半導体と脱炭素2大テーマに乗り上昇加速。
△アトラG <6029>
One Third Residenceを子会社化へ。
△ウシオ電 <6925>
シネマ市場の回復で22年3月期業績予想を上方修正。

▼ポラリスHD <3010> [東証2]
債務超過で上場廃止の猶予期間入り。
▼日東紡 <3110>
株式売り出しによる需給悪化を警戒。

東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラG <6029> 、(2)LINK&M <2170> 、(3)ウシオ電 <6925> 、(4)アトラエ <6194> 、(5)ランド <8918> 、(6)キャリインデ <6538> 、(7)ベイカレント <6532> 、(8)サンケン <6707> 、(9)ISID <4812> 、(10)GDO <3319> 。
値下がり率上位10傑は(1)スギHD <7649> 、(2)リニカル <2183> 、(3)ヨータイ <5357> 、(4)クスリアオキ <3549> 、(5)アスクル <2678> 、(6)メドピア <6095> 、(7)エーザイ <4523> 、(8)日東紡 <3110> 、(9)サンドラッグ <9989> 、(10)昭文社HD <9475> 。

【大引け】

日経平均は前日比21.08円(0.07%)安の2万8791.53円。TOPIXは前日比5.91(0.30%)安の1943.57。出来高は概算で9億6336万株。東証1部の値上がり銘柄数は786、値下がり銘柄数は1296となった。日経ジャスダック平均は3997.50円(11.02円高)。

[2021年6月30日]

株探ニュース
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