株価指数先物【引け後コメント】 ダブルボトムが意識される水準まで急落後はショートカバー優勢に指数意識水準

大阪9月限
日経225先物 28210 +60 (+0.21%)
TOPIX先物 1928.5 +7.5 (+0.39%)

日経225先物(9月限)は前日比60円高の2万8210円で取引を終了。寄り付きは2万7750円とシカゴ先物清算値(2万7745円)にサヤ寄せする形でギャップスタートとなり、寄り付き時点で6月の直近安値水準まで下落。その後、2万7850円まで下げ渋る場面が見られたものの売り圧力は強く、前場半ば以降に一時2万7380円まで下落幅を広げた。

指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>をターゲットとした売り仕掛け的な動きなども観測され、裁定解消売りを誘発させる動きに。これにより日経平均株価は一時2万7419円まで急落し、5月13日の安値に迫った。

急ピッチの下げによって一気にダブルボトムが意識される水準まで調整したことにより、日経225先物はその後ショートカバー優勢に。前場半ばにかけての下落局面で相当ショートが積み上がっていたと見られ、後場半ば辺りからカバーの動きが強まって上昇に転じると、引けにかけて一段と動きが強まり、2万8210円と高値で取引を終えた。

ギャップスタートであっさり6月の直近安値を下回り、ヘッジ対応や持ち高調整に伴う売りが膨らんだ。ただし、前場半ばにかけてのショートによって5月14日以来の2万7400円を下回ったことで、いったんはボトム形成の見方に向かわせている。後場半ば以降の強い切り返しは、前場段階で積み上がっていたショートポジションのカバーによるところが大きいと考えられる。もっとも、日計り中心のポジション取りのため、引けにかけての切り返しによってカバーは一巡しているだろう。

NT倍率は先物中心限月で一時14.57倍まで低下したものの、その後は横ばいでの推移となり、14.62倍で終えている。引き続き3月安値水準でのボトム形成からNTロングへの修正が意識される一方で、レンジを明確に下放れてくるようだと、NTショートの動きが強まる可能性もある。

手口面では、日経225先物はBofAが1330枚、ソジェンが1210枚、バークレイズが1140枚、ドイツが1070枚程度の売り越しに対して、野村が3070枚、モルガンSが1170枚、ABNアムロが1120枚、三菱UFJが1090枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はモルガンSが5730枚、BofAが1820枚、ゴールドマンが1740枚、クレディスイスが1260枚程度の売り越しに対して、野村が2870枚、ABNアムロが2500枚、バークレイズが2060枚、BNPパリバが1570枚程度の買い越しだった。

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