米国株見通し:上値の重い展開か注目PPIFRB

S&P500先物 4354.50(-6.75) (16.27現在)
ナスダック100先物 14873.25(+8.25) (16:27現在)

16時27分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物はそれぞれ前日終値とほぼ同水準で高安まちまちとなっている。NYダウ先物は64ドル安で推移。欧州株式市場は総じてやや軟調推移。時間外取引のNY原油先物は前日比0.12ドル安の75.13ドルでの推移となっている。こうした流れから、14日の米株式市場も方向感に欠ける形で始まりそうだ。

14日の米国株式市場は決算シーズンに入っていることもあり、個別株物色中心で全体的な方向感は出にくそうだ。前日にやや調整したとはいえ、ダウ、ナスダック、S&P500の主要株価3指数は揃って依然として史上最高値近辺にあることもあり、積極的に上値を追う展開はとはなりにくいだろう。

また、本日は米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策の決定において参考材料とする地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、経済指標では米6月生産者物価指数(PPI)が、イベントとしてはパウエルFRB議長による下院金融委員会での半期に一度の議会証言が行われる予定だ。これらの材料群を前に様子見ムードが強まる展開が想定されよう。

前日に発表された6月消費者物価指数(CPI)は、前月比の伸び率が前月よりも加速し、市場予想値をも大きく上回った。米10年物国債利回りや米10年物ブレークイーブン・インフレ率の上昇率はともに限定的で、過度にインフレ高進への警戒感が高まっているわけではないが、PPIも大幅に上振れるようだと、警戒感が増す可能性がある。FRBの「インフレは一過性」とのスタンスに即座に変更が及ぶことは考えにくいが、パウエルFRB議長の議会証言での発言にも改めて注目度が高まることになろう。

そのほか、本日はバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、デルタ航空などの決算が予定されている。

《YN》

提供:フィスコ
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