14日の香港市場概況:ハンセン0.6%安で4日ぶり反落下落BYD5

14日の香港市場は、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比175.95ポイント(0.63%)安の27787.46ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が48.25ポイント(0.48%)安の10065.07ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は1436億3300万香港ドルとなっている(13日は1557億香港ドル)。

米株安が重し。昨夜の米株市場では、6月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇したことを嫌気し、主要株価指数がそろって反落した。また、中国であす15日、4?6月期のGDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表されることも気がかり材料として意識されている。(亜州リサーチ編集部)

ハンセン指数の構成銘柄では、充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が5.6%安、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が4.7%安、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が3.8%安と下げが目立った。BYDについては、有力ファンドが保有するBYD株の一部を売却したと報じられたことも売り材料視されている。

セクター別では、非鉄が安い。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が3.8%、江西銅業(358/HK)が3.2%、新疆新キン鉱業(3833/HK)が2.8%、江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が1.3%ずつ下落した。李克強・首相は13日、コモディティ価格の急上昇が企業のコスト押し上げの要因になっているとして、「商品相場の上昇を抑える包括的な措置を実施する」と述べている。

中国金融セクターもさえない。中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.3%安、中国建設銀行(939/HK)が1.6%安、中国銀行(3988/HK)と招商銀行(3968/HK)がそろって1.4%安、中国平安保険(2318/HK)が2.1%安、中国太平洋保険集団(2601/HK)が1.9%安で取引を終えた。

半面、医薬品セクターは高い。四環医薬HD集団(460/HK)が11.3%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が6.5%、石薬集団(1093/HK)が3.4%、中国生物製薬(1177/HK)が2.4%、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が2.3%ずつ上昇した。バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術に関しては、6月中間期の利益が2倍以上に膨らむとの見通しが材料視されている。

一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.07%安の3528.50ポイントで取引を終了した。金融株が下げを主導する。不動産株、自動車株、公益株、ハイテク株、素材株、運輸株、防衛関連株なども売られた。半面、医薬品株は買われている。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ
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