16日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は下落警戒流行変異株

■NY株式:米国株式市場は下落、新型コロナ変異株の流行を警戒

ダウ平均は299.17ドル安の34,687.85ドル、ナスダックは115.89ポイント安の14,427.24で取引を終了した。

6月小売売上高が予想外のプラスに改善したため強い回復への期待が高まり、寄り付き後、上昇。しかし、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下したため期待が後退し、下落に転じた。さらに、国内でも新型コロナウイルスデルタ株感染が急増していることが明らかになると回復が損なわれるとの懸念が広がり、引けにかけて下げ幅を拡大。セクター別では、公益事業が上昇した一方で、エネルギー、銀行が下落した。

バイオのモデルナ(MRNA)は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが同社をS&P500種株価指数の構成銘柄に採用する計画を発表し、大幅高。ゲームソフトウェア開発会社会社のアクティビジョン・ブリザード(ATVI)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)やソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)などがゲーミングプラットフォーム市場参入のため同社を買収対象としているとの噂に上昇した。

金融サービスのステートストリートは第2四半期決算の内容が予想を上回り、上昇。一方、半導体メーカーのインテル(INTL)は半導体受託製造のグローバルファウンドリーズの買収を検討しているとの報道を受け売られた。代替肉メーカーのビヨンドミート(BYND)はアナリストの投資判断引き下げを受けて下落。

バイデン大統領は、欧州から入国するほとんどの外国人に対する渡航制限を数日内に解除することを検討していると述べた。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:米長期金利伸び悩みでドル買いはやや弱まる

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円34銭まで上昇後、110円04銭まで反落し、110円08銭で引けた。6月小売売上高は予想外のプラスに改善したことから、ドル買いが優勢となった。しかし、その後に発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は前月から低下したため、強い景気回復への期待を受けたドル買いは後退した。

ユーロ・ドルは1.1793ドルから1.1819ドルまで上昇し、1.1805ドルで引けた。ユーロ・円は130円28銭へ上昇後、129円90銭まで下落。新型コロナウイルスデルタ株流行拡大で景気回復が損なわれるとの懸念が高まり、リスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.3839ドルへ上昇後、1.3761ドルまで下落した。英中央銀行の早期緩和縮小観測を受けたポンド買いが観測されたが、パンデミック規制の緩和を控えて英国で新型コロナデルタ株の感染が急増していることが警戒され、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9204フランから0.9185フランまで下落した。

■NY原油:株安を警戒して上げ渋る

16日のNY原油先物9月限は小幅高(NYMEX原油9月限終値:71.56 ↑0.18)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.18ドルの71.56ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは70.16ドル-72.04ドル。アジア市場で71ドルを下回った後、ニューヨーク市場の序盤にかけて72.04ドルまで戻したが、需給ひっ迫の思惑は後退しており、70.16ドルまで反落。その後、72.00ドルまで戻す場面があったが、株安を嫌気して上げ幅は縮小した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 37.92ドル -0.91ドル(-2.34%)
モルガン・スタンレー(MS) 91.25ドル -1.38ドル(-1.49%)
ゴールドマン・サックス(GS)364.80ドル -8.55ドル(-2.29%)
インテル(INTC) 54.97ドル -0.84ドル(-1.51%)
アップル(AAPL) 146.39ドル -2.09ドル(-1.41%)
アルファベット(GOOG) 2636.91ドル +11.58ドル(+0.44%)
フェイスブック(FB) 341.16ドル -3.30ドル(-0.96%)
キャタピラー(CAT) 207.95ドル -3.46ドル(-1.64%)
アルコア(AA) 32.95ドル -1.59ドル(-4.60%)
ウォルマート(WMT) 141.56ドル -0.10ドル(-0.07%)
《ST》

提供:フィスコ
平均、299.17、687.85、115.89、427.24

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