注目銘柄ダイジェスト(前場):キヤノン、小松ウオール、ザインなど

小松ウオール<7949>:1953円(-132円)
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は0.3億円で前年同期比70.7%の大幅減益となっている。据え置きの通期計画は26.5億円、前期比9.8%増益であり、想定よりも低調なスタートと受けとめられているようだ。官公庁向けでは事務所が堅調に推移、民間向けではオフィス、福祉・厚生施設などが堅調に推移したもようで、売上高は増加しているものの、原材料費の上昇などによって粗利益率が低下する形になった。

ワッツ<2735>:922円(+45円)
大幅反発。期末配当金予想を従来計画の15円から22円に引き上げると発表している。前期比でも7円の増配となる。増配発表に伴って、先行きの業績動向に対する安心感なども強まる形のもよう。また、8月末の株主に対する株主優待も発表、200株以上の株主に対して、9月より新たにスタートする同社のオンラインショップで利用可能な株主優待券2200円分を贈呈するようだ。

INPEX<1605>:765円(-28円)
大幅続落。前日のNY市場で原油先物相場が急落しており、原油市況との連動性が高い同社の売り材料につながっている。WTI8月物は前週末比7.5%安と大幅に下落、主要産油国が協調減産の縮小で正式合意したことで供給不安が後退したもよう。また、世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、世界景気の先行き不透明感が強まっていることも原油安の一因となっている。

KOA<6999>:1648円(+65円)
大幅反発。前日に第1四半期業績見通しの上方修正を発表している。営業利益は従来予想の10億円から19.2億円、前年同期比5倍の水準にまで引き上げている。日本、欧州地域における産業機器用途向けなどの販売が好調であったほか、ドルやユーロの為替レートが想定より円安で推移したことが業績上振れの背景に。通期の市場予想は50億円程度であるとみられ、高い進捗率からコンセンサスの上振れが想定される状況にも。

キヤノン<7751>:2684.5円(+205.5円)
大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。21年12月期通期営業利益は従来予想の1980億円から2830億円、前期比2.6倍の水準にまで引き上げている。在宅勤務と在宅学習の世界的な拡がりを背景にインクジェットプリンターの販売が順調に伸びているほか、フルサイズミラーレスカメラ及び交換レンズなども好調な販売が続いているようだ。2130億円程度の市場コンセンサスを大きく上回る水準までの上方修正がインパクトに。

オンコリス<4588>:1312円(+40円)
大幅に7日ぶり反発。現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011について、治験薬製剤のGMP製造を医薬品製造受託事業のスペラファーマ(大阪市)に委託することで基本合意したと発表している。OBP-2011はウイルス増殖を抑制する経口投与が可能な治療薬。22年上半期までにOBP-2011の前臨床試験と治験薬製剤のGMP製造を完了し、早急に臨床試験開始を目指す。コロナ治療薬に対する期待から買いが膨らんでいるようだ。

NexTone<7094>:4175円(+15円)
反発。22年3月期第1四半期末(21年6月30日)現在の著作権管理楽曲数について、前年同期末比1万4950曲増の23万6999曲になったと発表している。新譜の楽曲数は前年同期比3010曲増の1万5685曲で、話題となった楽曲の契約も順調に拡大しているという。また、デジタルコンテンツディストリビューション業務の取扱原盤数は前年同期末比2万8871原盤増の80万7552原盤となった。管理楽曲数や取扱原盤の伸びが好感され、買いが集まっているようだ。

ザイン<6769>:865円(+43円)
大幅に反発。21年12月期第2四半期累計(21年1-6月)の営業損益を従来予想の0.45億円の赤字から1.28億円の黒字(前期実績2.31億円の赤字)に上方修正している。LSI事業で主に国内や中国市場向けの製品出荷が急速に回復しているため。既存ビジネスや産業機器分野に加え、中国の車載純正市場向けなどが好調という。通期予想(0.62億円の黒字)は新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明として据え置いた。
《ST》

提供:フィスコ
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