21日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で4日ぶり反発、自動車とハイテクに買い

21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比25.87ポイント(0.73%)高の3562.66ポイントと4日ぶりに反発した(上海A株指数は0.73%高の3734.07ポイント)。

自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに3日続落していただけに、値ごろ感が意識された。景気回復の腰折れを回避するため、当局は緩和スタンスを強める??との期待も根強い。中国人民銀行(中央銀行)が20日公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート」に関しては、予想通り15カ月連続で据え置かれたが、市場では「預金準備率の再引き下げを含む追加の緩和策が打ち出される」との観測も流れている。(亜州リサーチ編集部)

業種別では、自動車の上げが目立つ。長城汽車(601633/SH)と安徽江淮汽車集団(Jac motors:600418/SH)、東風汽車(DFAC:600006/SH)がそろってストップ高、北汽福田汽車(FOTON:600166/SH)が5.0%高で引けた。ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車は昨日引け後、6月中間期の業績速報を発表し、純利益が前年同期比で3倍に拡大したと報告している。セクター全体の追い風となった。

ハイテク株も急伸。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)と半導体モジュール設計・生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)がそろってストップ高、太陽光発電用ガラスの福莱特(601865/SH)が9.3%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が8.7%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.4%高で取引を終えた。嘉興斯達半導体は上場来高値を更新している。医薬品株、素材株、貿易関連株も買われた。

半面、銀行株はさえない。杭州銀行(600926/SH)が1.6%、興業銀行(601166/SH)と成都銀行(601838/SH)がそろって1.5%、中国建設銀行(601939/SH)が1.0%ずつ下落した。食品飲料株、保険株、運輸株、公益株、不動産株などの一角も売られた。

一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.20ポイント(1.23%)高の262.90ポイント、深センB株指数が23.91ポイント(1.97%)高の1240.00ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ
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