6日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で続落、医薬品セクターに売り

6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比8.32ポイント(0.24%)安の3458.23ポイントと続落した(上海A株指数は0.24%安の3624.48ポイント)。

投資家の慎重スタンスが続く流れ。新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大や、各分野に対する当局の監視強化スタンスが引き続き不安材料として意識されている。(亜州リサーチ編集部)

業種別では、医薬品が急落。上海復星医薬集団(600196/SH)と薬明康徳(603259/SH)がそろって8.5%安、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK、688185/SH)が7.6%安、北京同仁堂(600085/SH)が3.0%安で引けた。中国の製薬各社がデルタ株に有効なワクチンの開発に凌ぎを削る中、未上場の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が自社開発ワクチンについて、デルタ株向け緊急使用の認可申請をしたと伝わり、他の薬品株がいったん売りに押されている。

消費関連株もさえない。醤油メーカー中国大手の仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.2%、白酒最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.6%、ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が1.4%、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%、家電メーカーの海爾智家(600690/SH)が1.0%ずつ下落している。保険株、インフラ関連株、公益株、不動産株なども売られた。

半面、非鉄や鉄鋼の素材株は物色される。洛陽モリブデン(603993/SH)がストップ高、江西銅業(600362/SH)が4.2%高、中国アルミ(601600/SH)が3.1%高、新余鋼鉄(600782/SH)が4.4%高、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.5%高で取引を終えた。ハイテク株、エネルギー株、銀行株、海運株も買われている。

一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.78ポイント(0.30%)高の260.91ポイント、深センB株指数が8.50ポイント(0.70%)安の1205.64ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)

《FA》

提供:フィスコ
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