株価指数先物【寄り前コメント】 リバウンド局面では戻り待ちの売り圧力が警戒されやすい

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 27420 +60 (+0.21%)
TOPIX先物 1919.0 +7.0 (+0.36%)
シカゴ先物 27455 +95
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

17日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。7月の小売売上高が予想より減少したほか、ホーム・デポ<HD>の決算が嫌気されるなど、小売株や景気敏感株が売られる格好となった。GDPの約7割を占める個人消費が減速し始めたと受け止められ、景気回復への不透明感が高まったようだ。S&P500業種別指数は医薬品・バイオテクノロジー、ヘルスケア機器・サービス、食品・生活必需品小売が上昇する一方、自動車・同部品、小売、耐久消費財・アパレルが下落。

シカゴ先物清算値は日中大阪比95円高の2万7455円で取引を終えた。日経225先物のナイトセッションは日中比60円安の2万7300円で始まり、2万7250円まで下落幅を広げた。売り一巡後に2万7440円と上昇に転じ、その後再び2万7300円を割り込む場面が見られた。しかし出直りを見せ、引け間際には2万7460円まで上げ幅を広げ、この日の高値水準である2万7420円で取引を終えている。

本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行で始まりそうだ。もっとも、米国市場の下落影響からリバウンド機運は高まらず、直近の下落に対するショートカバーにとどまりそうだ。昨日は2万7500円を割り込んだ辺りから下落幅を広げており、底入れの動きは見られなかった。目先的にはテクニカル面で52週移動平均線が位置する2万7060円辺りまでの調整は想定しておく必要がありそうだ。

新型コロナウイルスの変異株(インド株)の感染拡大により、世界経済の回復が遅れるとのとの懸念が強まっている。リスク資産を圧縮する動きに向かいやすく、リバウンド局面では戻り待ちの売り圧力が警戒されやすい。そのほか、中国当局による規制強化により中国の大手テック株への売りが強まっており、香港市場の動向にも注意が必要であろう。昨日は東証1部の売買高が9億5400万株と10億株を下回る薄商いとなったが、ハンセン指数やグローベックスの米株先物などの弱い値動きを受けて先物主導での売り仕掛け的な動きも警戒されやすい。

昨日のNT倍率は先物中心限月で14.30倍と6営業日ぶりに反発した。ただし、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> は買い先行で始まった後に下げに転じるなど、ハイテク株の不安定な値動きが続いており、NT倍率の低下傾向は意識されやすいだろう。なお、VIX指数は17.91に上昇しており、一時19.56をつけている。依然としてボトム圏での推移ではあるものの、25日、75日移動平均線水準での攻防を見せてきており、神経質にさせそうだ。

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