株価指数先物【引け後コメント】 総裁選を巡り、アルゴリズムが発動しやすい需給状況にも

大阪9月限
日経225先物 29750 +590 (+2.02%)
TOPIX先物 2045.0 +26.5 (+1.31%)

日経225先物(9月限)は前日比590円高の2万9750円で取引を終了。寄り付きは2万9610円とシカゴ先物清算値(2万9595円)にサヤ寄せする格好からギャップアップで始まった。買い一巡後は売り買い交錯となったが、底堅い値動きを続けるなか、前場半ばには2万9700円まで上昇幅を広げる場面が見られた。後場に入ると2万9600円水準での保ち合いが続くなか、引けにかけて強い値動きとなり、一時2万9770円まで上げ幅を広げている。

日経225先物は買い先行で始まった後は高値圏での保ち合いが続いたが、総裁選に向けて政策期待が高まるなか、押し目では買い戻しの動きが意識されている。また、日経平均株価が上昇ピッチを強めるなかで過熱への警戒はくすぶるものの、一方で海外勢は先進国のなかで相対的に出遅れている日本市場に対するポジション比率を高めておきたいところとも考えられる。

NT倍率は先物中心限月で14.54倍に上昇した。7月半ば以来の水準まで切り上がりをみせており、14.60倍水準に位置している75日移動平均線が心理的なターゲットとなりそうだ。NT倍率がボトム圏からのリバウンドを強めるなか、NTショートの巻き戻しの動きとともに、新たなNTロングのポジションによるスプレッド狙いのトレードが活発化しやすいだろう。TOPIXは年初来高値を更新する一方で、日経平均は5月半ば以来の水準を回復してきたところであり、日経平均の出遅れ感もNTロングに向かわせやすい。

なお、総裁選を巡り、石破氏は立候補の見送りで調整しており、河野大臣を支援する方向で検討していると報じられている。この報道を受けてナイトセッションでは一時2万9980円まで上昇する場面がみられており、関連する報道に対して、アルゴリズムが発動しやすい需給状況のようだ。

手口面では、日経225先物はBNPパリバが4220枚、UBSが2890枚、ABNアムロが2430枚程度の売り越しに対して、HSBCが4500枚、野村が2850枚、大和が2310枚、三菱UFJが2000枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが6630枚、バークレイズが6090枚、ゴールドマンが5880枚、UBSが3350枚程度の売り越しに対して、SMBC日興は11580枚、野村が1万0730枚、ソジェンが4400枚程度の買い越しだった。概ね9月限から12月限へのロールオーバー中心の売買となる。

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