食用油|大豆、食品卸値上げ拡大 小売店、転嫁回避に懸命

10月の出荷価格から値上げされるマーガリン類。小売店では売価に反映させないよう頭を悩ます=札幌市東区のホクレンショップ10月の出荷価格から値上げされるマーガリン類。小売店では売価に反映させないよう頭を悩ます=札幌市東区のホクレンショップ

 景気回復に伴う中国などの需要拡大で、小麦や食用油など食品の原料価格が上昇していることを受け、道内企業でも卸価格を値上げする動きが増えている。コロナ禍による外食需要の減少などで食品業界の経営は厳しく、売り上げ減につながる値上げは避けたいのが本音だが、苦渋の決断を迫られている形だ。スーパーは値上げ分を販売価格に転嫁しづらいと頭を悩ませている。

 「コロナ禍で卸先の経営が厳しい中、心苦しいが値上げせざるを得なかった」。道内製粉大手の木田製粉(札幌)の佐藤泰文営業部長はこう打ち明ける。同社は6月の出荷分から業務用の小麦粉を1袋(25キロ)当たり80~125円、7月には家庭用小麦粉と、ホットケーキやお好み焼き用のミックス粉を1キロ当たり3~5円引き上げた。

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