株価指数先物【寄り前コメント】 センチメント改善で3万円水準の攻防に

大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 29770 +250 (+0.84%)
TOPIX先物 2049.5 +16.0 (+0.78%)
シカゴ先物 30100 +580
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

23日の米国市場はNYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。

22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、次回のFOMCでのテーパリング(量的緩和の縮小)が示唆された。予想通りの内容で、利上げ開始はまだ先となることから、当面は緩和的な金融環境が続くとの見方により、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが広がった。

また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が中国恒大の債務問題について中国特有の問題との見解を示したことで、警戒感がひとまず和らぐ格好となった。S&P500業種別指数はエネルギー、銀行、各種金融が上昇する一方で、不動産、公益事業が下落した。

シカゴ日経平均先物清算値は22日の日中大阪比580円高の3万100円で取引を終えた。日経225先物のナイトセッションは日中比130円高の2万9650円で始まり、2万9540円まで上げ幅を縮めた後は切り返し、一時2万9890円まで上昇。取引終了にかけて保ち合い、2万9770円で取引を終えた。

本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形でギャップアップから始まり、3万円の大台を回復してくることになりそうだ。FOMCを無難に通過し、中国恒大の債務問題も目先的には警戒感が和らいでいることから、直近の急落に対するリバウンドを意識したトレンド形成が強まりそうだ。NYダウは大幅続伸で75日移動平均線を捉えたほか、ナスダックが75日線をサポートに25日線を捉えている。直近の急落部分を埋めてきたことにより、買い安心感につながりそうだ。

ギャップスタート後は週末要因でこう着感が強まる可能性はあるものの、足元の調整でロングに大きく傾けている動きは限られていることもあり、押し目買い意欲は強そうである。22日のNT倍率は先物中心限月で14.51倍に上昇。25日、75日移動平均線とのレンジ内での推移が継続している。チャート形状としては煮詰まり感が台頭しているなか、米国市場の強い動きが支援材料となり、NTロングでのスプレッド狙いの動きも見られよう。なお、VIX指数は18.63となり、直近で不安心理が高まる前の水準まで低下してきたことも安心感につながろう。

指数、米国市場、NY、P500

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