【↓】日経平均 大引け| 4日続落、中国の経済指標を嫌気し終盤売り直される (9月30日)

日経平均株価
始値 29569.19
高値 29622.27(14:03)
安値 29311.34(10:43)
大引け 29452.66(前日比 -91.63 、 -0.31% )

売買高 15億5125万株 (東証1部概算)
売買代金 4兆3914億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

1.日経平均は4日続落、後場に切り返すも終盤売り直される
2.米国株下げ止まり過度な不安心理の後退も、上値の重さは残る
3.緊急事態宣言解除は追い風だが、低調な中国の経済指標を嫌気
4.日経平均の銘柄入れ替えに伴う現物株への売り圧力などが影響
5.全体売買代金は4兆4000億円弱と約4ヵ月ぶりの高水準をこなす

■東京市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比90ドル高と反発した。米長期金利の上昇一服が好感され買い優勢。航空機のボーイング<BA>や製薬のメルク<MRK>などが上昇した。

東京市場では、前日の急落の反動による買い戻しで日経平均株価は高い場面もあったが、買いは続かなかった。引けにかけて軟化し結局マイナス圏で引けた。

30日の東京市場は、前日の欧州株市場が高く、米株市場でもNYダウが下げ止まったことから投資家心理が改善し、リバウンドが期待される状況にあった。前日は600円以上の下げをみせていたこともあり、その反動による買い戻しが予想されたが、実際、取引開始後は上値の重さが意識される地合いだった。岸田新政権への期待や、緊急事態宣言の全面解除に伴う経済正常化期待はプラス材料となっているが、午前中に発表された中国の経済指標が市場予測を下回る内容だったことなどが嫌気された。日経平均は一時200円を超える下落をみせたが、後場は押し目買いにプラス圏に浮上する場面もあった。取引終盤は日経平均の銘柄入れ替えに絡む現物売り圧力などが影響して再びマイナス圏に沈んだ。東証1部の売買代金は4兆4000億円弱と約4ヵ月ぶりの高水準。

個別では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が大きく株価水準を切り下げたほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株も売られた。信越化学工業<4063>が安く、ファナック<6954>も軟調だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。グローブライド<7990>、明和産業<8103>、井筒屋<8260>は大幅安となった。東京電力ホールディングス<9501>も下落した。
半面、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>、任天堂<7974>の3銘柄は日経平均入れ替えに伴うリバランスの買いで上昇、ファーストリテイリング<9983>も活況高となった。塩野義製薬<4507>が買いを集め、JR東日本<9020>も大きく上昇した。一蔵<6186>が急騰、エアトリ<6191>も値を飛ばした。日本電気硝子<5214>、KNT-CTホールディングス<9726>なども大幅高。チェンジ<3962>も高い。

日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、塩野義 <4507> 、オリンパス <7733> 、NTTデータ <9613> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約153円。うち122円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、SBG <9984> 、信越化 <4063> 、トヨタ <7203> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約135円。

東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)陸運業、(2)医薬品、(3)小売業、(4)その他製品、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)輸送用機器、(3)電気・ガス業、(4)ゴム製品、(5)非鉄金属。

■個別材料株

△鉄人化計画 <2404> [東証2]
アフターコロナ関連の一角で投資資金攻勢。
△BASE <4477> [東証M]
「TikTok」との提携がサプライズに。
△塩野義 <4507>
新型コロナ向け飲み薬の開発に期待。
△日電硝 <5214>
21年12月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感。
△MRT <6034> [東証M]
日本郵便と実証実験に向けた基本合意書締結。
△エアトリ <6191>
Googleホテル広告に宿泊プラン情報を掲載開始。
△放電精密 <6469> [JQ]
業績回復歩調鮮明で4月初旬以来の年初来高値が射程。
△インバウT <7031> [東証M]
岸田自民総裁で「Go Toトラベル」の再開期待。
△識学 <7049> [東証M]
組織コンサル好調で上期業績が急拡大。
△KNTCT <9726>
「KDDIと提携しオンラインサービス開始」との報道。

▼ASTI <6899> [東証2]
22年3月期は一転営業赤字に。
▼東エレク <8035>
米長期金利上昇で半導体関連に逆風。

東証1部の値上がり率上位10傑は(1)一蔵 <6186> 、(2)エアトリ <6191> 、(3)ポピンズ <7358> 、(4)日電硝 <5214> 、(5)三晃金 <1972> 、(6)ギフティ <4449> 、(7)チムニー <3178> 、(8)ツナグGHD <6551> 、(9)KNTCT <9726> 、(10)JPHD <2749> 。
値下がり率上位10傑は(1)グロブライド <7990> 、(2)川崎汽 <9107> 、(3)明和産 <8103> 、(4)ユナイテド海 <9110> 、(5)東エレデバ <2760> 、(6)商船三井 <9104> 、(7)井筒屋 <8260> 、(8)郵船 <9101> 、(9)ERIHD <6083> 、(10)東電HD <9501> 。

【大引け】

日経平均は前日比91.63円(0.31%)安の2万9452.66円。TOPIXは前日比8.13(0.40%)安の2030.16。出来高は概算で15億5125万株。東証1部の値上がり銘柄数は789、値下がり銘柄数は1298となった。日経ジャスダック平均は4029.92円(13.19円安)。

[2021年9月30日]

株探ニュース
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